ますみ学園の特徴
仙台市青葉区西部の自然豊かな地域の中で、四季折々の季節の移り変わりを感じながら、開設以来40年以上地域とともに歩んで参りました。
知的な障害を抱えた方々の自立を目指して、利用された方々の希望に応えながら地域での生活実現のお手伝いをしております。平成元年から開始されたグループホームの利用を中心に、地域生活への移行者はこれまでに定員数の50名を超えております。
現在は、ますみ学園を利用される方も重度化と高齢化が進み、お一人おひとりの個性を大切にして、生活の場としての安心を提供しながら、豊かな人生を過ごしていただくことを目指した支援をしています。
利用者の給食は、法人内唯一業務委託による学園厨房内調理で提供しています。また、管理栄養士による栄養ケアマネジメントで栄養管理をしています。
施設入所支援事業
利用定員 男子30名 女子20名 計50名
土曜・日曜及び夜間など生活介護サービスが提供されない日において、障害程度や特性に配慮して、入浴・排泄及び食事等日常生活全般の支援を行うとともに、生活などに関する相談及び助言を行います。 また、スポーツやレクリエーション、文化・芸術活動などの余暇活動を働きかけ、潜在能力が活かされるよう支援します。
支援・介護
起床、洗面、食事、入浴、排泄、就寝、身の回りの支援及び介護
余暇支援
【個別外出】
利用者ご自身で、あるいは利用者同士のグループで外出可能な方は、希望により休日に外出していただけるよう支援しています。
【芸術文化活動】
希望される方は、毎月隔週土曜日の午前中に法人が運営するアトリエ「ぽてとはうす」で活動している絵画教室・陶芸教室において、専門の外部講師による指導が受けられます。
栄養ケアマネジメント
利用者の身体状態及び栄養状態を把握し、個人別に作成する栄養ケア計画に基づいた給食を提供し、3カ月おきに栄養状態を評価することで、適切な栄養管理を行っています。
生活介護(日中活動)事業 9:30~15:30
利用定員 55名
利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるように、入浴、排泄及び食事の支援と、生活などに関する助言や相談など必要な支援を行います。
利用者一人ひとりの特性とニーズに沿った個別支援計画に基づき、基本的な生活の支援を行います。また、ビニールハウスでの花卉の栽培や販売を中心とした生産活動を行う「生活介護1班」と、基本的日常生活動作の支援を主とし、運動やレクリエーション、学習、創作活動、家庭菜園的な野菜栽培を行う「生活介護2班」の2グループに分かれた日中活動を通して、健康で明るい生活の実現と社会参加の意欲向上を図ります。
生活介護1班
基本的な生活の支援と、ビニールハウスでの花卉栽培をしています。
一つひとつ大切に栽培した花や苗は、市場に出荷する他にみやぎ生協の店頭でも直販(主に5月~7月と10月~11月)しています。また、園芸店にも出荷していますので皆さんにもお買い求めいただければと思います。
季節の花だけでなく、ハーブ苗や野菜苗も各種栽培していますので、当園においでいただければお好みの花や苗が見つかるかもしれません。お気軽にお立ち寄りください。
生活介護2班
食事・排泄・入浴・整容などの基本的な生活面の支援と、精神的な安定や体力・健康の維持を主な目的として活動しています。
【生活支援】
毎日の歯磨き・髭剃り・着脱衣など身だしなみを整える基本的な支援と、爪切りや耳掃除・寝具交換や清掃など衛生面に配慮した活動をしています。
【運動・レクリエーション】
リズム運動や動画を見ながらのダンス、各種ゲームや気分転換を兼ねた散歩など楽しみながら参加できるよう配慮しています。
【創作活動】
絵を描いたり、文字の書き取りや編み物、折り紙など、それぞれが得意なことを楽しく行えるよう工夫しています。
【生産活動】
ビニールハウスではきゅうりやなす、トマトなどの夏野菜と軟弱野菜を栽培しています。畑では白菜や大根など主に冬野菜を栽培しています。多くの作業には関われない方もいますが、皆で育てた野菜を収穫する楽しさを感じてもらっています。
【自立生活体験】
敷地内にある自活訓練棟を利用して、単独または数名での宿泊を希望する利用者に宿泊体験をしていただき、地域生活への移行を目指しています。また、利用者全員を対象として食材の購入からごく簡単な調理、食事の準備から後片付けまでを体験していただく簡易調理を行っています。
クラブ活動
【器楽クラブ(COLORS)】
千代福祉会では、器楽クラブ「COLORS」、太鼓クラブ「韋駄天」、踊りクラブ「虹」、書道クラブの支援をしており、各事業所から相互参加のクラブとして、月2回、第2・第4水曜日の午後に活動しています。 ますみ学園は、器楽クラブ「COLORS」の担当施設として、法人内の音楽好きな利用者さんと職員が一緒に楽しみながら練習し、「とっておきの音楽祭」や「ピュア・ハーツinせんだい」のステージで発表をしています。
【あおのきクラブ】
ますみ学園独自のクラブ活動として、絵画制作や写真撮影、書などの芸術活動や、フライングディスクなどの運動、様々なレクリエーションを支援しています。
年間の主な行事
より多くの社会体験と、楽しみのある生活を送ることを目的に、利用者自治会で意見や要望を聴きながら行事計画を行います。
令和4年度は下記に掲げる行事を計画しています。
実施月 | 実 施 内 容 |
---|---|
4月 | 開園記念 |
6月 | お楽しみ外出 |
7月 | 千代福祉会夏祭り |
9月 | 日帰り旅行、宿泊旅行 |
10月 | 芋煮会 |
11月 | ピュア・ハーツinせんだい 参加・観覧 |
12月 | クリスマス会 |
1月 | 初詣 |
2月 | ピュア・ハーツアート展 出展・観覧 |
3月 | 活動報告会・任命式 |
支援施設の一日の流れと支援員の主な仕事の内容
時間 | 一日の流れ | 仕事(支援と介助)内容 |
---|---|---|
6:30 | 起床 着替え、トイレ 洗面、身辺整理 |
・起床の声掛けと着替えや寝具類片付けの確認と介助をします。 ・トイレに誘導したり、おむつ交換をします。 ・洗面の確認と介助、整髪や髭剃りなど身だしなみの確認をします。 |
7:30 | 朝食・服薬 | ・食堂までの誘導をします。 ・食事状況(食べ方や残食など)の確認をします。介助が必要な利用者には介助をします。 ・処方薬を間違いのないように服用してもらいます。職員が介助して確認します。 |
8:30 日勤職員出勤 | 利用者朝礼 職員朝礼・引継ぎ |
・朝礼を行う場所までの誘導をして部屋ごとに並んでもらいます。 ・挨拶の後、一日の予定を伝えます。 ・利用者朝礼の後は事務室で職員の朝礼と引継ぎを行います。前日夜勤者からの報告と当日の業務予定の確認をします。 |
9:00 | 生活支援 | ・洗面、歯磨き、髭剃り、身だしなみの確認と介助をします。 ・活動の準備をします。 |
9:30 夜勤職員退勤 | 午前の活動 | ・各活動班に分かれて活動します。 |
12:00 | 昼食・服薬 | ・朝食と同様です。 |
13:00 | 午後の活動 | ・各活動班に分かれて活動します。活動する場所や内容が午前と違う時はわかりやすく説明します。 |
15:30 夜勤職員出勤 | 一日の活動終了 | ・片付け、挨拶をして終了します。 ・事務室に戻り、活動日誌(利用者の活動状況)をPCで入力します。 |
17:00 | 終礼 職員引継ぎ |
・終礼を行う場所までの誘導をして部屋ごとに並んでもらいます。 ・挨拶の後、連絡事項などを伝えます。 ・利用者朝礼の後は事務室で職員の引継ぎを行います。活動班からの報告と明日の業務予定の確認をします。 |
17:30 日勤職員退勤 | ・引継ぎ後の時間は、担当の仕事や利用者との関りを持つようにしています。 | |
18:00 | 夕食・服薬 | ・朝食と同様です。 |
19:00 | 余暇支援 | ・着替えの準備確認をします。 ・必要な利用者の洗髪、洗体の介助をします。 ・着衣の確認と介助をします。 ・必要な利用者の洗濯の介助をします。 |
20:30 | 治療 | ・軟膏や点眼薬など、医師から指示の出ている治療を男女別に行います。 |
22:00 | 就寝 | ・寝具類準備の確認と介助をします。 ・寝る前のトイレ誘導やおむつ交換をします。 |
夜間 | ・1時間おきに見回り睡眠状況を確認します。 ・必要な利用者にトイレ誘導やおむつ交換、体位変換をします。 |
※日勤、夜勤の他に早番や遅番の勤務もあります。
職員構成 | 計 | |||
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施設長 | 1 | 看護師 | 1 | 21(1) |
支援課長 | 1 | 栄養士 | 1 | |
支援主任 | 1 | 事務員 | 1 | |
支援副主任 | 2 | パート清掃員 | 1 | |
支援員 | 9 | 嘱託医 | (1) | |
パート支援員 | 3 |
お問合せ先 | |
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住所 | 仙台市青葉区芋沢字青野木520 |
電話 | 代表:022-394-5110 |
FAX | FAX:022-394-5114 |
sf1976-masumi@lion.ocn.ne.jp |